超初心者用: Djangoでウェブアプリを作る ①必要なものを整える
今回のプロジェクトでは Jetbrains社のPycharmというIDEを使って、簡単なウェブアプリを作ります。
今までにDjangoを触ったことがない人や開発環境の構築すらしたことがない人超初心者が対象です。
最近のウェブサイトはリッチ(rich)アプリケーションといって、いろんなことができます。Pythonはそれを可能にするツールがたくさん入っています。今回はDjangoというフレームワークを使っていきます。
バージョン
- Pycharm 3.7.7
- Django 3.0.3
この時点で必要なもの
- パソコン
- Pycharm
必要なものをインストールする
ここでインストールするのはAnacondaのみ Anaconda とは簡単に説明すると、Python を使うにあたって便利なものを最初から集めてくれたセットです。 このプロジェクトで必要になってくるセットがすべて入ってるので、かなり便利です。
それでは簡単にダウンロードしていきます。
こちらのサイトに飛んで、ダウンロードするだけ。
ボタンを押して、説明に従うだけなので詳しくは説明しません。
Ⅰ. プロジェクトをスタートさせる
プロジェクトを作る。(バーチャルはConda)
Djangoを使用するときはまず仮想環境を設定します。仮想環境とはパッケージをインストールしたり、ほかのパッケージからそれらを孤立させることができる場所です。
それではPycharmを開いてください。
「Create a New Project」を選びます。
①今回は practicing_log という新しいdirectryを作成します。言い換えると、practicing_log というファイルを作ります。
②仮想環境に Conda を選択します。
③Create
無事に作成できたら下のような画面になります。
Djangoをインストール
project interpreterからDjangoの追加します。
File -> Setting -> Project: practicing_log -> Project Interpreter -> +
Djangoを検索してインストールします。
Djangoでプロジェクトを作成
Pycharm内のterminalを開いて、Djangoに新しいプロジェクトを作成するように命令します。
django-admin startproject practicing_log
上のコマンドを実行すると、フォルダー内にいろいろと追加されているのが確認できると思います。
データベースを作成
Djangoはプロジェクトに関するほとんどの情報をデータベースに保存するため、Djangoが使えるデータベースを作成する必要があります。Terminalにて以下のコードを実行してください。
cd practicing_log #ファイルに移動する python manage.py migrate
データベースを修正するときは常に統合(migrate)をします。一番最初はデータベースを作成します。
データベースファイルが作成されますが、今後特に気にかける必要はありません。
サーバーを起動
python manage.py runserver
サーバーを起動させることで、作っているプロジェクトを見ることができます。ほかの人は見ることはできません。
URLを開くと、このように表示されるはずです。サーバーをストップさせたいときは CTRL-C を押してください。